外務省を知るためのイベント
平成25年度(2013年度)「小中高生の外務省訪問」
東京都(目黒区)私立目黒学院中学高等学校の皆さん
平成25年8月30日

平成25年(2013年)8月30日(金曜日),外務省に 東京都(目黒区)私立目黒学院中学高等学校の皆さん(中学3年生3名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1. 主な行事内容
(1) 「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2) 「顕彰の像」「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
(3) 「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(4) 「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブース案内後,Q&A(質疑応答)を行いました。
(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :
- テロ対策としてどのようなことをしているのか
- 今外交で一番大変なところはどこか
- 日本の安全保障とはどのようなものか
- 今までで一番忙しかったのはいつか
- 発展途上国の援助として,どのようなことをしているのか
2. アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
(ア)顕彰の像・中庭
- もっと外国の雰囲気があるように思っていたが,日本庭園があったこと。
(イ)省員の話・様子
- たくさんの外国語を話せる省員がいること。
- 外務省が思っていたよりたくさんの事をしていること。
- 外務省のセキュリティーが思っていたより厳しかったこと。
(2)感想・意見など
- まじめな印象が強かったが,今日の見学を通して意外な一面があることに気がつき面白いなと思った。
- 自分は今まで日本から出たことがないので,外国は外国,日本は日本という考え方だったが,これからは世界のことにも興味を持ってみたいと思う。
- 日本と他国の関係,省員達の仕事に対する関わりなど子ども達にとってとても刺激になったと思う。ありがとうございました。(引率教員)