外務省を知るためのイベント

~ 愛知県(豊橋市)市立南部中学校の皆さん ~

平成25年6月6日
市立南部中学校の皆さん(記者会見室で)
 平成25年(2013年)5月29日(水曜日),外務省に 愛知県(豊橋市)市立南部中学校の皆さん(3年生20名,引率教員1名)をお招きしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
 
1.主な行事内容
 
(1)「陸奥宗光像」見学
   幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
 
(2)「記者会見室」見学
   記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
 
(3)「国際会議室」見学
   国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。
 
(ア)外務省員(愛知県出身者)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
 
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
 
 質問一例:
  • 外務省で働いて良かったと思うこと
  • 外務省で働くにあたって気をつけていること
  • 外務省で働くために必要とされていること・資格
  • 交渉で困ったこと
  • 最近の外交で一番困ったこと
 
2.アンケート結果
 
 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。
 
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
 
  省内全般
  • 特別な入構証がないと館内に入れないので,ここは大切な場所であることを感じた
  • TVでよく見る場所以外にもたくさん部屋があり,広かった
  陸奥宗光像
  • 陸奥宗光の歴史の話
  記者会見室
  • スピーチ台にボタンがあって,高さを話す人の身長に合わせられること
  省員の話・様子
  • 明るい人がたくさんいて,みないきいきとしていたこと
  • 日本のために海外と交流をして,陰で日本を支えていること
  • 人間関係を良くし,相手をより理解することは大切だということ
  • 一つの条約を改正したりするのに年単位で時間がかかるということ
  • 外務省に入省するには,英語など様々な外国語を覚えておく必要があると思っていたけれど,入省してから勉強している人がいること
  • 外交官は、ほぼ3年で職場を異動すること
(2)感想・意見など
  • 職員から「人と人との関わり」や「相手のことを知る」事がとても大切だと教わった。普段の生活の中でも,それは大切になってくるという事が分かった。
  • 外国でずっと仕事をしている人たちがほとんどだと思っていたが,日本での仕事の方が多いことを初めて知った。地道なことが多くて大変そうだけれどやりがいがありそうな仕事だと思った。
  • 今まで知らなかったことがたくさん分かったので,もっと外国に興味を持つことができた。
  • 皆さんの対応がとても親切で,本当に日本のことを考えた人達が働いていることが分かった。
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