外務省を知るためのイベント

~ 秋田県(大館市)市立下川沿中学校の皆さん ~

平成25年6月4日
市立下川沿中学校の皆さん(陸奥宗光像前で)
 平成25年(2013年)5月23日(木曜日),外務省に 秋田県(大館市)市立下川沿中学校の皆さん(3年生3名,引率教員1名)をお招きしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
 
1.主な行事内容
 
(1)「陸奥宗光像」見学
   幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
 
(2)「記者会見室」見学
   記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
 
(3)「国際会議室」見学
   国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。
 
(ア)外務省員(秋田県出身者)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
 
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
 
 質問一例:
  • 仕事内容について
  • 外務省に入るには,何ヶ国語話せればいいのか
  • 日本には外国からどのようなことが求められているのか
  • 中国で反日デモがあったが,日中関係はどうなっているのか
  • 世界の人たちと助け合って生きていくためには,自分たちはどうすればいいのか
 
2.アンケート結果
 
 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。
 
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
 
  記者会見室
  • 話す人の身長に対応して,スピーチ台の高さが上下すること
  省員の話・様子
  • 外国の人たちと支えあっていくためには「外国のことを知る」ことが大切だということ
  • 外国へ3か月以上滞在する場合は,在留届を出す必要があること
  • たくさんの外国の方が出入りしていること
  • 入省した時に担当の語学を一つ決められて,外国へ行ってその語学を勉強するということ
(2)感想・意見など
  • 真面目な人たちばかりいるのかと思っていたけれど、優しくて気さくな人もいることに驚いた。職場体験で一番楽しかった。
  • 各分野に分かれているなど,今まで知らなかった外務省の仕事を深く知ることができて良かった。
  • 日本のためにとても頑張っているということが分かった。
  • 省員の話を聞いて,外国のことについてもっと知りたいと思った。
  • 堅苦しいイメージや厳しいイメージがあったが,直接外交官から話を聞き,具体的なことを知ることができて,生徒たちにはとてもためになった思う。(教員)
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