外務省を知るためのイベント
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~神奈川県(川崎市)私立法政大学第二高等学校の皆さん~
平成25年1月17日

平成25年(2013年)1月17日(木曜日),外務省に 神奈川県(川崎市)私立法政大学第二高等学校の皆さん(3年生28名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました
- (ア)外務省員2名より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
- 質問一例 :
- 外務省や外交官の具体的な業務内容は何か?
- 外務省の職員(外交官)になるために必要なこと(語学力・スキル)は何か?
- 竹島や尖閣諸島などの領土問題をどのように解決したらよいと思うか?
- 外務省は北朝鮮の拉致問題にどのように取り組んでいるのか?
- 今後、日本は世界の中でどのような立ち位置にいるべきだと思うか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
【外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと】
省内全般
- 外交官ナンバーのプレートが付いている車を見て,外務省では頻繁に外交が行われているという事を実感した。
記者会見室
- 普段テレビでしか見ることのできない記者会見室を初めて生で見て,インパクトがあった。さらに,この後会見があると聞いて,すごい所に来たと思った。
省員の話・様子
- 外務省に入省する時点で,外国語がペラペラ話せる必要はないこと。
- 日本人の「品格」が世界に誇れるものということ。
- 外務省などの政府関係者は,頭のかたい人達ばかりなのかと思っていたが,とても気さくな人達ばかりで,職業として興味が沸いた。
- 省員の話の中で,「日本の文化に誇りを持つべき」というくだりがあったが,グロ―バル化が進んでいく世界の中で,常に心に抱くべきことだと思った。そして,誇りに思われる文化を作った先人に感謝したいし,そう思われるような国であり続けたい。
- 今後,ニュースなどで外交問題を取り上げていたら,今まで以上に意識して考えてみたいと思います。