公邸料理人
公邸料理人活動紹介:「ジャカルタで大好評の和食」
平成25年10月8日
多田 政治(ただ・まさはる)さんは,今年38歳。料理人歴14年の和食の専門家です。24歳から料理の世界に飛び込み,関西の料亭等で経験を積んで2011年5月にジャカルタに着任以来,公邸料理人として大活躍していただいています。
多田さんは,料理の世界に入る前から公邸料理人の存在を知っていたそうで,経験を積んで,海外で料理の腕を活かしたいと考えていたそうです。料理人となったときに勤めていたお店に偶然にも公邸料理人の経験者がいらっしゃったそうで,その先輩の後押しもあり,公邸料理人になることを決めたそうです。
インドネシアの料理は,比較的濃い味付けが多く,熱帯の気候ですので同じ料理でも味の感じ方に日本とは違いがあるそうです。また,インドネシアには四季がありませんが,多くのインドネシア人は日本の四季に関心があり,料理に季節感が入っているととても喜ばれます。
先日,公邸で開催した大使館・農林水産省・日本政府観光局共催の日本食文化紹介事業では,多田さんが日本の四季をテーマにして20種類を超える彩り豊かな料理を作ってくださいました。
その料理を見たインドネシア政府要人,当地の外交団など200名を超える出席者の方々は,和食ならではの華やかな彩りや盛りつけに一様に驚きを示し,多くの方がカメラを向け,作り方や素材について大使館スタッフが質問攻めにあったほどです。
多田さんは,インドネシアの特徴を料理に取り込み,味付けを微妙に変えたり,盛りつけに日本の季節感を取り込むなどの工夫を凝らしています。このように料理の盛りつけに季節感を取り込むことで,会食の席上で日本の四季や文化について紹介する機会が生まれ,和やかなムード作りに貢献していただいています。多田さんは,この他にも,インドネシア人が招待者に入っているときは宗教上の禁忌に対する配慮も忘れません。
多田さんのきめ細やかな気遣いと日本のおもてなしの心を忘れない料理は公邸に招かれる要人の最も大きな楽しみの一つであり,インドネシア人,ジャカルタ駐在外交団だけでなく,最近当地を訪れた,日本の要人からも,「今夜の食事で疲れが一遍に飛んで,明日から,また,頑張ろうという活力が出てきた」とその和食の素晴らしさを絶賛されました。
また,最近では,公邸での会食だけではなく,子どもたちに巻き寿司の作り方を教えたり広報活動にも活躍いただいたりしています。巻き寿司体験の様子は,地元テレビ局で放映され,多くのインドネシア人が日本食を身近に感じることができました。
公邸料理人は,様々な制約や苦労がある中で最大限の結果を出さなければならない本当に大変なお仕事です。でも,多田さんがこれらを苦にすることなく創意工夫に富んだ料理を提供してくださることで,日本とインドネシアの交流を深めることに大きく貢献してくださっています。
多田さんが日夜,心血を注いで作ってくださった和食は,いつの間にか当地の外交団や元大統領,閣僚,国会議員などのインドネシア要人の間で「ジャカルタで一番おいしい和食」と評判になっているほどで,今後ますます活躍してもらう場が増えていくのではないかと思っています。
私たちは,今後も和食を通じた日本とインドネシアの交流に力を入れていくことが重要であると考えていますし,多田さんのような公邸料理人の心のこもった料理が国境を越えて人々に感動を与えてくれると信じています。
多田さんは,料理の世界に入る前から公邸料理人の存在を知っていたそうで,経験を積んで,海外で料理の腕を活かしたいと考えていたそうです。料理人となったときに勤めていたお店に偶然にも公邸料理人の経験者がいらっしゃったそうで,その先輩の後押しもあり,公邸料理人になることを決めたそうです。
インドネシアの料理は,比較的濃い味付けが多く,熱帯の気候ですので同じ料理でも味の感じ方に日本とは違いがあるそうです。また,インドネシアには四季がありませんが,多くのインドネシア人は日本の四季に関心があり,料理に季節感が入っているととても喜ばれます。
先日,公邸で開催した大使館・農林水産省・日本政府観光局共催の日本食文化紹介事業では,多田さんが日本の四季をテーマにして20種類を超える彩り豊かな料理を作ってくださいました。
その料理を見たインドネシア政府要人,当地の外交団など200名を超える出席者の方々は,和食ならではの華やかな彩りや盛りつけに一様に驚きを示し,多くの方がカメラを向け,作り方や素材について大使館スタッフが質問攻めにあったほどです。
多田さんは,インドネシアの特徴を料理に取り込み,味付けを微妙に変えたり,盛りつけに日本の季節感を取り込むなどの工夫を凝らしています。このように料理の盛りつけに季節感を取り込むことで,会食の席上で日本の四季や文化について紹介する機会が生まれ,和やかなムード作りに貢献していただいています。多田さんは,この他にも,インドネシア人が招待者に入っているときは宗教上の禁忌に対する配慮も忘れません。
多田さんのきめ細やかな気遣いと日本のおもてなしの心を忘れない料理は公邸に招かれる要人の最も大きな楽しみの一つであり,インドネシア人,ジャカルタ駐在外交団だけでなく,最近当地を訪れた,日本の要人からも,「今夜の食事で疲れが一遍に飛んで,明日から,また,頑張ろうという活力が出てきた」とその和食の素晴らしさを絶賛されました。
また,最近では,公邸での会食だけではなく,子どもたちに巻き寿司の作り方を教えたり広報活動にも活躍いただいたりしています。巻き寿司体験の様子は,地元テレビ局で放映され,多くのインドネシア人が日本食を身近に感じることができました。
公邸料理人は,様々な制約や苦労がある中で最大限の結果を出さなければならない本当に大変なお仕事です。でも,多田さんがこれらを苦にすることなく創意工夫に富んだ料理を提供してくださることで,日本とインドネシアの交流を深めることに大きく貢献してくださっています。
多田さんが日夜,心血を注いで作ってくださった和食は,いつの間にか当地の外交団や元大統領,閣僚,国会議員などのインドネシア要人の間で「ジャカルタで一番おいしい和食」と評判になっているほどで,今後ますます活躍してもらう場が増えていくのではないかと思っています。
私たちは,今後も和食を通じた日本とインドネシアの交流に力を入れていくことが重要であると考えていますし,多田さんのような公邸料理人の心のこもった料理が国境を越えて人々に感動を与えてくれると信じています。