ジンバブエ共和国
日・ジンバブエ外相会談
令和元年8月29日
本29日午前10時40分頃から約20分間，横浜において，河野太郎外務大臣は，シブシソ・ブシ・モヨ・ジンバブエ共和国外務国際貿易大臣(Hon. Dr. Sibusiso Busi Moyo, Minister of Foreign Affairs and International Trade of the Republic of Zimbabwe)との間で日・ジンバブエ外相会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。なお，モヨ大臣は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議（TICAD 7）に参加するため訪日中です。
- 冒頭，河野大臣から，「初訪日を歓迎する。モヨ大臣とともにTICAD7を成功させ，両国の絆をより強固にしたい。豊富な鉱物資源を有し，教育水準の高い人材を誇るジンバブエの潜在力に期待しており，ジンバブエの開発を後押ししていきたい」旨述べました。これに対し，モヨ大臣から，TICAD7への招待に感謝するとともに，「TICAD7はアフリカ及びジンバブエに対する日本の強いコミットメントを示している」旨述べました。
- 続いて，河野大臣から，本年3月のサイクロン・イダイによる被害に対して哀悼の意を表するとともに，日本としても支援を実施しており，早期復興を後押ししたい旨述べました。また，河野大臣から，ジンバブエ政府による政治・経済・社会改革に向けた取組を評価している旨述べました。さらに，河野大臣は，保健や食料安全保障の分野で協力する意向を表明するとともに，日・ジンバブエ間の貿易・投資促進に向けた環境整備を要請しました。これに対し，モヨ大臣から，日本からの様々な支援に対する感謝の意を述べるとともに，二国間関係が貿易・投資面で更に発展することへの期待が示されました。
- この他，両大臣は，国際場裡における協力に関し意見交換を行いました。