ザンビア共和国

令和元年8月30日
(写真1)日・ザンビア首脳会談 日・ザンビア首脳会談(写真提供:内閣広報室)

本30日午前10時50分頃から約20分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,エドガー・ルング・ザンビア共和国大統領(H.E. Mr. Edgar Chagwa Lungu, President of the Republic of Zambia)との間で日・ザンビア首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ルング大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加するため訪日中です。

  1. 冒頭,安倍総理大臣から,「昨年12月に続く訪日を歓迎。引き続き,両国関係の促進に向けて話し合いたい。」と述べ,ザンビアが1964年東京オリンピック開催中に独立したことに言及しつつ,「来年の東京オリンピック・パラリンピックにも,ザンビア選手団が大いに活躍することを期待している。」旨述べました。
    これに対し,ルング大統領から,「温かいおもてなしに感謝する。」,「来年の東京オリンピック・パラリンピック開催に祝意を表する。メダル獲得を狙って参加したい。」旨述べました。
  2. 続いて,安倍総理大臣から,両国間の経済関係発展のために,投資協定交渉を加速化させたい旨述べました。また,ザンビアの債務持続可能性確保に向けた努力を支持するとともに,専門家派遣を通じてこれを支援したい旨述べました。さらに,先般署名を行った無償資金協力「経済社会開発計画」を通じた医療品の供与やアフリカ健康構想の協力覚書等を通じた保健分野での協力を推進していきたい旨述べました。これに対し,ルング大統領から,両国の貿易・投資関係の拡大への期待が述べられるとともに,教育,保健,水産,インフラ,スポーツ分野等における日本からの協力に対し謝意が示されました。
  3. この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。

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