南アフリカ共和国
日・南アフリカ首脳会談
平成28年8月27日
ズマ・南アフリカ大統領と握手する安倍総理大臣（写真提供：内閣広報室）
日・南アフリカ首脳会談（写真提供：内閣広報室）
本8月26日18時20分（現地時間。日本時間27日0時20分）から約50分間，第6回アフリカ開発会議（TICADVI）出席のためケニア・ナイロビを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は，ジェイコブ・ズマ南アフリカ共和国大統領（H.E. Mr. Jacob Zuma, President of the Republic of South Africa）との間で日・南アフリカ首脳会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。
1 冒頭，安倍総理から，順調な両国関係をズマ大統領と協力しつつさらに発展させたいとしつつ，ズマ大統領のTICAD VIへの出席を歓迎し，初めてアフリカで開催される歴史的なTICAD首脳会合を協力して成功に導きたい旨述べました。これに対して，ズマ大統領から，アフリカの地で再会したことへの喜びを表明しつつ，アフリカで開催される今次TICADは，アフリカと日本の双方にとって非常に重要なものである旨述べました。
2 続けて，安倍総理から，日本企業の高い技術を活用した，南北回廊を含むインフラ，エネルギー等，さらには人材育成への協力を表明しました。これに対して，ズマ大統領からは，国境を越えたインフラ開発，優れた産業人材の育成等の重要性を強調しつつ，日本の協力への謝意を表明しました。
3 この他，両首脳は，アフリカの開発や安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し，意見交換を行いました。