南アフリカ共和国
第7回日・南ア科学技術協力合同委員会の開催
令和2年2月25日
令和2年1月23日,南アフリカ共和国・プレトリアにおいて,日本側赤松秀一アフリカ部参事官,南アフリカ側ダーン・デュトイ科学・イノベーション省副次官が共同議長を務めて,第7回日・南アフリカ科学技術合同委員会が開催されました。
この合同委員会は,2003年に両国間で締結された科学技術協力協定に基づいて設置され,約2年に一度の頻度で日本と南アフリカにおいて交互に開催されているものです。
今回の合同委員会には,両国の政府及び科学技術関連機関から関係者が出席し,両国の科学技術・イノベーション政策の紹介に続いて,共同研究や人材育成などの分野における日・南アの協力活動の進展状況をレビューしました。また,昨年12月に公募を開始した日本と南アフリカを軸としたアフリカ諸国との共同研究を推進するための新たな枠組み(AJ-CORE:Africa-Japan Collaborative Research)をはじめとする最近の取組について報告がなされ,官民及び産学連携を通じた今後の更なる協力可能性などについても,意見交換が行われました。
本合同委員会における建設的な議論を通じ,両共同議長は,両国の科学技術協力が着実に進展していることを再認識し,協力をさらに拡大すべく取り組んでいくことを確認しました。また,次回合同委員会は日本で開催することとし,今後日程を調整していくことを確認しました。