ウガンダ共和国

令和5年12月13日
正面を向き、握手を交わす、上川大臣とナバンジャ首相の様子
テーブルに着き、意見交換を行う、上川大臣とナバンジャ首相の様子

 現地時間12月13日午後3時45分(日本時間同日午後11時45分)から約20分間、第2回グローバル難民フォーラム(GRF)出席のためスイスを訪問中の上川陽子外務大臣は、ロビナ・ナバンジャ・ウガンダ共和国首相(Rt. Hon. Ms. Robinah NABBANJA, Prime Minister of the Republic of Uganda)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、良好な二国間関係を更に発展させるとともに、国際情勢が一層複雑で厳しいものとなる中、周辺国からの多くの難民の受け入れをはじめ、国際社会の平和と安定に積極的に貢献しているウガンダとの連携を強化したい旨述べました。これに対し、ナバンジャ首相から、両国の良好な関係を一層強化させていきたい旨述べました。
  2. 上川大臣から、世界の難民・避難民の増加と長期化を受け、各地の受入国の能力は限界に達しつつあることを憂慮しており、日本としてウガンダをはじめとした受入国の負担の軽減に向けた取組を進めていく旨述べました。また、上川大臣から、日本が主導する人道・開発・平和の連携(HDPネクサス)について、ウガンダにおける稲作支援などの取組を好事例として更なる推進を図っていきたい旨述べました。これに対し、ナバンジャ首相から、HDPネクサスの促進に向けて今後も協力していきたい旨述べました。両者は、第2回グローバル難民フォーラムの共催国として、世界の人道状況の改善に向け緊密に連携していくことを確認しました。
  3. このほか、両者は、アフリカにおける食料安全保障への対応について意見交換を行い、今後とも緊密に連携していくことを確認しました。

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