ウガンダ共和国

令和元年8月29日
(写真)日・ウガンダ首脳会談 (写真提供:内閣広報室) 日・ウガンダ首脳会談
(写真提供:内閣広報室)

本29日午前9時25分頃から約15分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,ヨウェリ・カグタ・ムセベニ・ウガンダ共和国大統領(H.E.Mr. Yoweri Kaguta MUSEVENI, President of the Republic of Uganda)との間で日・ウガンダ首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ムセベニ大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)に参加するため訪日中です。

  1. 冒頭,安倍総理大臣から「ムセベニ大統領には,TICADにいつも御出席頂き心強い,周辺地域の平和と安定につき,ムセベニ大統領が長年に亘って果たしてこられた役割と発言力を評価したい」旨述べました。これに対し,ムセベニ大統領から,TICAD7の開催及び日本による電力,道路,橋梁等のインフラ分野へのこれまでの支援に対して謝意が示されました。
  2. 続いて,安倍総理大臣から,先般署名を行った無償資金協力「カンパラ市交通管制改善計画」や無償資金協力「建設設備操業訓練施設整備計画(UNIDO連携)を通じてウガンダの交通状況の改善に貢献していきたい旨,また,農業の生産性向上のため,新たに経験豊かな農業専門家を派遣する旨述べました。さらに,安倍総理大臣は,アフリカ健康構想の協力覚書等を通じて,保健分野での協力をいっそう深めていきたい旨述べました。これに対し,ムセベニ大統領から,指導員の育成を含む産業人材育成の重要性を強調するとともに,日本企業からの更なる投資促進を期待する旨述べました。
  3. この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。

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