エスワティニ王国

令和7年8月21日
ムスワティ3世国王と握手する石破総理大臣 (写真提供:内閣広報室)

 8月21日、午後2時から約20分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のムスワティ3世エスワティニ王国国王(His Majesty King Mswati III, King of the Kingdom of Eswatini)と日・エスワティニ首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、通算6回目となるムスワティ3世国王のTICAD参加に言及しつつ、四半世紀以上にわたるTICADへの関与に謝意を表明するとともに、伝統伝承や独自文化を重視する両国の関係をさらに強化したい旨述べました。これに対し、ムスワティ3世国王は、日本とアフリカの橋渡しをしているTICADにおける取組を高く評価する旨述べるとともに、教育、保健、エネルギー等エスワティニの抱える課題を説明しつつ、貿易関係を始めとする日本との二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。
  2. 石破総理大臣から、日本が直面する課題に言及の上、日本は干ばつ等によるエスワティニの食糧不安の深刻化を踏まえて食糧援助を決定した旨述べました。また、石破総理大臣から、人材育成支援を通じた若者の能力強化も支えていきたい旨述べました。これに対し、ムスワティ3世国王から、これまでの日本の支援に謝意が表明されました。
  3. 両首脳は、国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。

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