ソマリア連邦共和国

令和7年8月20日
シェイク・ファラー・ソマリア計画・投資・経済開発大臣と握手をする岩屋外務大臣
岩屋外務大臣とシェイク・ファラー・ソマリア計画・投資・経済開発大臣との会談の様子

 8月20日、午前11時5分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中の、モモハムッド・アブディラフマン・シェイク・ファラー・ソマリア連邦共和国計画・投資・経済開発大臣(H.E. Mr. Mohamud Abdirahman Sheikh Farah, Minister of Planning, Investment and Economic Development of the Federal Republic of Somalia)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、本年1月のソマリアの安保理非常任理事国就任に祝意を表した上で、我が国の知見も共有しつつ緊密に連携していきたい旨を述べました。これに対し、シェイク・ファラー大臣は、大統領からのメッセージとして、TICAD 9への招待及び日本側の歓迎への謝意を伝達した上で、日本のこれまでの広範な支援への謝意を表明するとともに、安保理における日本との協力を進めていきたい旨を述べました。
  2. また、岩屋大臣から、AUソマリア支援安定化ミッション(AUSSOM)への支援を含むソマリアの平和と安定に向けた我が国の取組に言及しつつ、引き続きソマリアのニーズに沿った支援を行っていく旨を述べました。これに対し、シェイク・ファラー大臣は、同国の投資促進の取組を説明し、日本の民間投資及びソマリアの開発に向けた更なる協力への期待を述べるとともに、漁業、再生可能エネルギー及びインフラといった分野での協力、人材育成、若手の交流といった分野での協力について期待を示しつつ、様々な分野で引き続き緊密に連携してきたい旨を述べました。
  3. また、両外相は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。

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