ソマリア連邦共和国

令和元年8月31日
(写真1)日・ソマリア首脳会談 日・ソマリア首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 本31日午後2時20分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,モハメド・アブドゥライ・モハメド・ファルマージョ・ソマリア連邦共和国大統領(H.E.Mr. Mohamed Abdullahi Mohamed “Farmaajo”,President of the Federal Republic of Somalia)との間で日・ソマリア首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ファルマージョ大統領は28日から30日まで開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加しました。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,「初訪日を歓迎する。テロとの戦い,海賊対策など,アフリカの角地域の平和と安定に向けたファルマージョ大統領の努力を評価し,日本も後押ししたい」と述べました。これに対し,ファルマージョ大統領から,「温かい歓待に感謝する。これまでの日本の支援にお礼申し上げる」旨発言するとともに,TICAD7の成功に祝意が述べられました。
  2.  続いて,安倍総理大臣から,今後もソマリアとともに,自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に取り組んでいく旨述べました。また,アフリカの角における前向きな進展や,アフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)の縮小に伴うソマリア国軍の強化を含めたテロとの闘いにおけるソマリアの取組を評価する旨述べました。これに対し,ファルマージョ大統領から,アフリカの角における日本のイニシアティブを評価する旨述べるとともに,漁業や海洋安全保障の分野での日本の協力に対する期待が示されました。
  3.  この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。

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