アフリカ
藤井外務副大臣とウォックナー政府間開発機構(IGAD)事務局長との会談
令和7年8月21日

8月21日、午後4時15分から約20分間、藤井比早之外務副大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のウォックナー・ゲベイョウ政府間開発機構事務局長(Dr. Workneh Gebeyehu, Executive Secretary, Inter-Governmental Authority on Development (IGAD) )と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ウォックナー事務局長から、昨年6月の訪日時における上川外務大臣(当時)との会談に言及しつつ、特に、女性、平和、安全保障(WPS)の分野における我が国の協力に謝意が表明されました。これに対し、藤井副大臣から、ウォックナー事務局長の再訪日を歓迎するとともに、アフリカの角地域の平和と安定に向けたIGADの役割を高く評価しており、引き続き、緊密に連携していきたい旨述べました。
- 続いて、藤井副大臣から、平和人材育成イニシアティブなどの日本によるIGADに対する具体的な支援に言及しつつ、IGADやAUの取組を後押しすることで、多くの船舶が航行する地政学上の要衝に位置するアフリカの角地域の安定に貢献し、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現にも繋げていきたい旨述べました。これに対し、ウォックナー事務局長から、平和人材育成イニシアティブの進捗に関する説明とともに、IGAD加盟国の多くが紅海の沿岸国であり、紅海の安全確保と国際協力に取り組んでいる旨の説明がありました。
- 双方は、アフリカの角地域の平和と安定に向けて引き続き協力していくことを確認しました。
(参考)IGAD(政府間開発機構)
1986年、東アフリカ地域の干ばつ対策及び経済開発のため、政府間干ばつ・開発機構(IGADD: Inter-Governmental Authority on Drought and Development)が設立。1996年、より幅広い地域協力の促進を図るために機構改革を行い現名称に改称。
主な活動分野は、(1)農業と環境、(2)経済協力と地域統合、(3)保健と社会開発、(4)平和と安全。以下の8か国(ウガンダ共和国、エチオピア連邦民主共和国、エリトリア国、ケニア共和国、ジブチ共和国、スーダン共和国、南スーダン共和国、ソマリア連邦共和国)が加盟。