モーリタニア・イスラム共和国
日・モーリタニア首脳会談
令和7年8月20日

8月20日、午前11時55分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のモハメド・ウルド・シェイク・エル・ガズワニ・モーリタニア共和国大統領(H.E.M. Mohamed Ould CHEIKH EL GHAZOUANI, President of the Islamic Republic of Mauritania)と日・モーリタニア首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、モーリタニア産タコの日本への輸入にも触れながら、人・モノの往来の十字路に位置し、西アフリカ地域の安定の要であるモーリタニアとは、経済分野を始め幅広い分野で二国間関係を発展させたい旨述べました。これに対し、ガズワニ大統領は、日本のTICADにおけるこれまでの取組を高く評価し、日本との二国間関係を誇りに思っており、今後一層強化していきたい旨述べました。
- 続いて、石破総理大臣から、モーリタニアからのタハ・アフリカ開発銀行次期総裁への選出に祝意を表しました。また、民間セクターと連携した産業力強化の重要性に言及しつつ、日本の優れた技術の活用を期待する旨述べました。さらに、石破総理大臣から、避難民の受け入れを始めとする西アフリカ地域の安定のためのモーリタニアの取組に敬意を表すると共に、日本としても難民及びホストコミュニティ支援を通じて、モーリタニアの安定の強化に貢献したい旨述べました。これに対し、ガズワニ大統領から、日本のこれまでの支援に謝意を表明されるとともに、地域の安定に向けたモーリタニアの取組について説明がありました。
- 両首脳は、地域の安定にも連携して取り組んでいくことを確認しました。