国連外交
堀井学外務大臣政務官のUNDP主催「サブサハラ・アフリカにおける所得不平等のトレンド」報告書発表式典出席
平成29年8月24日
- 本24日12時40分から約10分間,アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のためマプト(モザンビーク)を訪問中の堀井政務官は,UNDPが主催した「サブサハラ・アフリカにおける所得不平等のトレンド」報告書の発表式典に出席し、挨拶を行いました。
- 挨拶において堀井学外務大臣政務官は、アフリカが安定して経済成長を続けていくためには,成長の恩恵が社会全体に行きわたることが重要であり、そのために,人的資源への投資,国内制度の整備,生産性向上,経済構造改革等が鍵となる旨述べました。
- また、持続可能な開発のための2030アジェンダにおいても提唱された「誰一人取り残さない」という概念も踏まえながら,アフリカにおける格差問題の解決に向けた,有意義な議論への期待を示しました。
(参考)本件サイドイベントはUNDPが主催。主な出席者はアフリカ各国,UNDP,世銀を含む国連機関等。今回発表された「サブサハラ・アフリカにおける所得不平等のトレンド」報告書は、国際社会が直面する格差問題に光を当て,格差の原因や社会に与えるインパクトを分析し,問題の解決のためにアフリカ各国がとり得る政策オプションを提示。