ナミビア共和国
日・ナミビア首脳会談
令和7年8月22日

8月22日、午前9時35分から約20分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のシトゥンガ・エリア・ングラレ・ナミビア共和国首相(Rt. Hon. Tjitunga Elijah Ngurare, Prime Miniater of the Republic of Namibia)と日・ナミビア首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、ナミビアの独立35周年及びングラレ首相の就任に祝意を表すると共に、アフリカ以外の初の外遊先として日本を選んでいただいたことに対し、謝意を述べました。また、石破総理大臣から、ナミビアの最優先課題である雇用創出と経済成長に日本としても官民で連携して協力したい旨述べました。これに対し、ングラレ首相は、ナンディ=ンダイトワ大統領から石破内閣総理大臣宛ての挨拶を伝達の上、長年にわたり築かれた良好な二国間関係をさらに発展させていきたい旨述べました。
- 続いて、石破総理大臣から、農業分野を始め、引き続きナミビアのニーズに沿った支援を行っていく旨述べました。また、石破総理大臣から、日本企業の関心が高まっている鉱物・エネルギー資源やグリーン水素における日本からの投資促進に向け、協力をお願いしたい旨述べました。これに対し、ングラレ首相は、これまでの日本の支援に謝意を表明するとともに、ナミビア政府の国家開発計画を説明の上、日本からの投資促進に向けて引き続き協力してきたい旨述べました。両首脳は、若者を始めとする人材支援の重要性について一致しました。
- また、両首脳は、国際場裡の諸課題についても意見交換し、緊密に連携して対応していくことで一致しました。