モザンビーク共和国

令和7年6月17日

 6月17日、午後4時25分から約20分間、林芳正内閣官房長官は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の機会に訪日中のマリア・ベンヴィンダ・デルフィナ・レヴィ・モザンビーク共和国首相(H.E. Ms. Maria Benvinda Delfina LEVI, Prime Minister of the Republic of Mozambique)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林官房長官から、レヴィ首相の訪日を歓迎する旨述べるとともに、今月独立50周年を迎えるモザンビークと日本は長年良好な関係を築き上げており、本年1月に就任したチャポ大統領が率いる新政権とも良好な関係を構築したい旨述べました。これに対し、レヴィ首相は、これまでの日本の支援につき謝意を述べるとともに、今次訪問を通じ、日本企業による投資を含め、両国の伝統的二国間関係を更に強化したい旨述べました。
  2. 両者は、日本企業が参画する同国北部の天然ガス開発事業の早期再開、日本企業の直面する課題解決、チャポ大統領が参加を表明した本年8月のTICAD 9の成功等に向けて協力していくことを確認しました。
  3. さらに、双方は、北朝鮮への対応を含む国際情勢についても意見交換を行い、林官房長官から、北朝鮮による拉致問題の即時解決に向けた引き続きの理解と協力を要請しました。レヴィ首相は、拉致問題を含め様々な課題の解決に向け、国際場裏においても緊密に連携していきたい旨述べました。

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