モザンビーク共和国
茂木外務大臣によるニュシ・モザンビーク大統領表敬
令和2年12月10日
モザンビーク共和国を訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間12月10日午前9時(日本時間同日午後4時)から45分間、フィリッペ・ジャシント・ニュシ・モザンビーク共和国大統領(H.E. Mr. Filipe Jacinto Nyusi, President of the Republic of Mozambique)を表敬訪問したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ニュシ大統領から、茂木大臣にとって初となるモザンビーク訪問を歓迎し、この機会に、日・モザンビーク関係を一層強化していきたい旨述べました。茂木大臣から、これまで両国は、多岐にわたる協力を礎に長年にわたる友好関係を築いてきており、今回の訪問を機に、二国間関係を強化していきたい旨述べました。
- 茂木大臣から、ニュシ大統領が日系企業のモザンビーク進出に高い期待を寄せられていることを受け、官民合同ミッションを2021年2月に派遣する旨述べ、ニュシ大統領から歓迎されました。また、日本が官民を挙げて協力しているナカラ港開発の重要性について一致し、ニュシ大統領から日本企業による更なる投資を歓迎する旨述べました。更に、茂木大臣から、カーボデルガード州の治安情勢改善を要請したことを受けて、ニュシ大統領から治安対策を強化する旨述べました。
- 茂木大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けてモザンビークと緊密に連携したい、また、海上法執行分野の能力強化を通じて地域の安定に貢献したい旨述べ、ニュシ大統領との間で、インド太平洋の東の日本と西のモザンビークが、共に協力して「自由で開かれたインド太平洋」の実現を図っていくことで一致しました。
- また、双方は、2022年にチュニジアで開催されるTICAD8に向けて協力していくことで一致したほか、拉致問題を含む北朝鮮への対応等に関し意見交換を行い、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。