モザンビーク共和国

令和元年8月31日
(写真1)安倍総理大臣とシサノ元モザンビーク大統領との会談 安倍総理大臣とシサノ元モザンビーク大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)

 本31日午後1時50分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ジョアキン・アルベルト・シサノ元モザンビーク共和国大統領(H.E. Mr. Joaquim Alberto CHISSANO,Former President of the Republic of Mozambique)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,シサノ元大統領は28日から30日まで開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加しました。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,「昨年8月,東京でのアフリカ賢人会議コアグループ会合以来の再会を喜ばしく思う」,「シサノ元大統領の御協力を得て,7回目となるTICADは成功できた」旨述べました。これに対し,シサノ元大統領から,「温かい歓迎に感謝する」と述べつつ,これまでのTICADプロセスにより,日本とアフリカの間の相互理解が進んでいることを評価する旨発言がありました。
  2.  続いて,安倍総理大臣から,アフリカの平和と安定に向け,制度構築やそのための人材育成,アフリカ主導の仲介・調停等の努力を後押ししていく考えを述べました。これに対し,シサノ元大統領から,アフリカの平和と安定のためには制度構築が重要である旨強調するとともに,安倍総理大臣が発表したアフリカの平和と安定のための新しいアプローチ(NAPSA:New Approach for Peace and Stability in Africa)を評価し,歓迎するとの発言がありました。

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