モザンビーク共和国
日・モザンビーク首脳会談(ワーキングランチ)
平成28年8月26日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本8月26日13時05分(現地時間。日本時間19時05分)から約40分間、第6回アフリカ開発会議(TICADVI)出席のためケニア・ナイロビを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は、フィリッペ・ジャシント・ニュシ・モザンビーク共和国大統領(H.E.Mr.Filipe Jacinto Nyusi, Prsident of the Republic of Monzambique)との間で日モザンビーク首脳会談(ワーキングランチ)を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、安倍総理から、ニュシ大統領のTICADVI出席を心から歓迎するとともに、2014年の自らのモザンビーク訪問時のモザンビーク国民からの歓迎に謝意を表明しました。さらに、初めてのアフリカ開催となるTICADを協力して成功に導きたい旨述べました。これに対してニュシ大統領から、TICADへの協力を表明するとともに、先のモザンビーク訪問及び今回の二国間会談開催への謝意を述べました。
- 続けて、安倍総理から、モザンビークひいてはアフリカと日本との関係強化に強い意欲を表明しました。これに対し、ニシュ大統領からは、日本の対モザンビーク投資が拡大していることへの歓迎の意を表するとともに、今般のインフラ、人材育成等のTICADの重点分野はいずれもモザンビークの開発にとっても重要であり、こうした分野での協力を進めていきたい旨述べました。
- 続けて、安倍総理より、ナカラ回廊開発の進展を歓迎するとともに、我が国がエルニーニョ被害に対する食料・栄養支援を実施していることを紹介しました。さらに、モザンビーク国内における投資環境整備への期待を表明しました。これに対し、ニュシ大統領より謝意を表明するとともに、幅広い分野における日本との協力の進展への強い期待が表明されました。
- ニュシ大統領から、来年にも訪日する意向を表明し、安倍総理よりこれを歓迎しました。
- この他、両首脳は、アフリカの開発や安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。