レソト王国

令和7年8月21日
握手をする石破総理大臣とマテカネ・レソト首相 (写真提供:内閣広報室)

 8月21日、午後3時15分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のサミュエル・ンツォコアネ・マテカネ・レソト王国首相(Rt. Hon. Mr. Samuel Ntsokoane MATEKANE, Prime Minister of the Kingdom of Lesotho)と日・レソト首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、先月の大阪関西万博ナショナルデー式典へのレツェエ3世国王王妃両陛下の御参加に謝意を表すると共に、経済関係を始め二国関係の一層の強化に向けて連携したい旨述べました。これに対し、マテカネ首相は、TICAD 9を高く評価する旨述べるとともに、国王王妃両陛下の大阪・関西万博への参加に言及しつつ、訪日は大変有意義なものであったと聞いている、日本との二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。
  2. 石破総理大臣から、日本はレソトの干ばつ等による食糧不安の深刻化を踏まえて食糧援助を決定した旨述べるとともに、人材育成も含め、引き続きレソトの食料安全保障を支援していく旨述べました。また、石破総理大臣から、小水力発電所改修を通じ、再生可能エネルギー推進にともに取り組んでいきたい旨述べました。これに対し、マテカネ首相から、これまでの日本の支援に謝意が表明されるとともに、再生エネルギー分野を始めとする様々な分野での協力や日本企業による投資に対する期待が表明されました。

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