レソト王国
日・レソト首脳会談
令和元年8月31日
本31日午前11時20分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,トーマス・モツォアハエ・タバネ・レソト王国首相(H.E. Mr. Motsoahae Thomas THABANE, Prime Minister of the Kingdom of Lesotho)との間で日・レソト首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,タバネ首相は28日から30日まで開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加しました。
- 冒頭,安倍総理大臣から,TICADV以来の再会を歓迎する旨述べるとともに,「ビジネス促進のためのTICAD7の機会に,日本企業との距離がさらに近づくことを期待する」と述べました。
これに対し,タバネ首相から,TICADプロセスを通じたアフリカ開発に対する日本の誠意ある貢献に感謝する旨発言があり,また,天皇陛下の即位についてのお祝いの言葉が述べられました。 - 続いて,安倍総理大臣から,レソトの食料安全保障の改善を支援する意向を表明するとともに,ABEイニシアティブなどを通じて,レソトの人材育成を引き続き後押ししていく旨述べました。これに対し,タバネ首相から,JICA海外協力隊やABEイニシアティブをはじめとする人材育成への協力を含めた日本の支援に対する謝意が示されるとともに,司法分野を含む人材育成に関する協力への期待が示されました。
- この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。