報道発表
日・ルワンダ外相会談
令和7年8月21日
8月21日、午後2時40分から約15分間、岩屋毅外務大臣は、第9回アフリカ開発会議（TICAD 9）に参加するため訪日中のオリビエ・ンドゥフンギレへ・ルワンダ共和国外務・国際協力大臣（Hon. Amb. Olivier NDUHUNGIREHE, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Rwanda）と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、幼少期を日本で過ごし、日本と縁の深いンドゥフンギレへ外相の訪日を歓迎しました。また、岩屋大臣から、ルワンダとコンゴ民主共和国との間の和平合意を歓迎しつつ、全ての関係者による合意履行の必要性に言及するとともに、ルワンダの取組に期待する旨を述べました。これに対し、ンドゥフンギレへ外相は、TICADプロセスを通じた日本のこれまでの協力に対する謝意を表明するとともに、日本とアフリカのパートナーシップ強化に向けた期待を述べつつ、ルワンダは地域の平和と安定に向け取り組んでいく旨述べました。
- また、岩屋大臣から、大湖地域の情勢悪化等による避難民流入や受入れ地域への支援として実施した、WFPを通じた食料支援に言及しつつ、地域主導の安定化のための努力を支援していく旨を述べました。また、岩屋大臣から、ルワンダでビジネスを展開する上でも地域の平和及び安定が重要である旨を述べました。これに対し、ンドゥフンギレへ外相は、日本による人道分野での支援に謝意及び期待を述べるとともに、経済分野も含めて更に連携していきたい旨を述べました。
- また、両外相は、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、安保理改革といった地域情勢及び国際場裡の諸課題についても意見交換し、緊密に連携して対応していくことで一致しました。