コモロ連合

令和元年8月31日
(写真1)日・コモロ首脳会談 日・コモロ首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 本31日午前11時頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,アザリ・アスマニ・コモロ連合大統領(H.E. Mr. AZALI Assoumani, President of the Union of the Comoros)との間で日・コモロ首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,アザリ大統領は28日から30日まで開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加しました。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,「アザリ大統領訪日を契機に,両国の絆を深めたい」旨述べつつ,10月の即位礼正殿の儀にアザリ大統領をお迎えできることは光栄である旨発言しました。これに対し,アザリ大統領から,TICAD7の成功に祝意を述べるとともに,TICADプロセスを通じた地域の安定への取組やアフリカ諸国との協力への謝意が示されました。
  2.  続いて,安倍総理大臣から,TICAD7の機会に開催された西インド洋における協力特別会合に言及するとともに,インド洋を自由で開かれた海洋として発展させるべく,コモロの海洋安全保障強化や食料安全保障の改善を支援する意向を表明しました。これに対し,アザリ大統領から,「日本が自由で開かれた海洋秩序の確保に尽力していることを評価する」との発言があり,また,海上安全保障,漁業及びABEイニシアティブを始めとした人材育成への支援に対する謝意が示されました。
  3.  この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。
 

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