セネガル共和国

令和7年8月20日
握手する石破総理大臣とバシル・ジョマイ・ファイ・セネガル共和国大統領 (写真提供:内閣広報室)

 8月20日、午前11時25分から約20分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のバシル・ジョマイ・ファイ・セネガル共和国大統領(H. E. Mr. Bassirou Diomaye FAYE, President of the Republic of Senegal)と日・セネガル首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、ファイ大統領の訪日を歓迎すると共に、潜在力にあふれ戦略的に重要なパートナーであるセネガルとの二国間関係を一層強化していきたい、ユース・オリンピックの機会も活用しながら両国の若者間の交流も推進していきたい旨述べました。これに対し、ファイ大統領から、日本が世界や地域で果たしてきた役割に高い評価が示されるとともに、今後の二国間関係の一層の強化に期待が示されました。
  2. 続いて、石破総理大臣から、セネガルに対する職業訓練を始めとする人材育成や教育の分野での支援や、地雷除去を含むカザマンス地方への支援といった日本の協力について言及しつつ、経済分野を含む二国間関係を強化し、一層緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、ファイ大統領から、日本のこれまでの様々な分野における支援に謝意を表明するとともに、日本企業による一層の投資に期待が示されました。また、今回のTICAD 9で日本が掲げた「革新的な課題解決策の共創」というテーマにも強い賛同が示されました。
  3. 両首脳は、安保理改革を始めとする国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。

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