シエラレオネ共和国
日・シエラレオネ首脳会談
令和元年8月29日
日・シエラレオネ首脳会談（写真提供：内閣広報室）
本29日午後6時05分頃から約15分間，横浜において，安倍晋三内閣総理大臣は，ジュリウス・マーダ・ビオ・シエラレオネ共和国大統領（H.E. Brigadier General (Rtd.) Julius Maada Bio, President of the Republic of Sierra Leone）との間で日・シエラレオネ首脳会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。なお，ビオ大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議（TICAD7）に参加するため訪日中です。
- 冒頭，安倍総理大臣から，「初訪日及びTICAD参加を歓迎する」旨述べつつ，TICAD7が重視するビジネス関係強化とともに，シエラレオネの国造り・人材育成にも協力したい旨述べました。これに対し，ビオ大統領から，「温かい歓迎に感謝する」旨述べつつ，これまでの日本の支援に謝意が示されました。
- 続いて，安倍総理大臣から，官民で連携して，シエラレオネの雇用創出を後押しするとともに，先般署名に至った日・シエラレオネ技術協力協定に基づき，同国の発展に資する技術協力を進めたい旨，また，食料安全保障の改善を後押ししたい旨表明しました。これに対し，ビオ大統領から，日・シエラレオネ技術協力協定の締結やJICAのフィールドオフィスの強化などの進展を歓迎するとともに，教育，人材育成，電力分野への協力や日本企業の進出に期待が示されました。
- この他，10カ国委員会（C10）の議長国であるシエラレオネと安保理改革を含む国際場裡における協力について議論し，北朝鮮情勢等に関しても意見交換を行いました。