アフリカ開発会議(TICAD)

令和7年8月20日
挨拶を行う英利外務大臣政務官
参加者たちと議論を行う英利外務大臣政務官
他の参加者とともに席上で討議を行う英利外務大臣政務官

 8月20日(水曜日)、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、TICAD 9のテーマ別イベント「模擬アフリカ連合会議(模擬AU)」に出席し、挨拶を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、英利政務官は、日本政府が1993年のTICAD創設以来、「アフリカのオーナーシップ」と「国際社会のパートナーシップ」を基盤に信頼関係を築いてきたことに触れつつ、アフリカと協力し課題解決を共創するTICADは、変化に応じて進化してきたところ、昨年から若者を主要テーマに据えている旨述べました。
  2. また、昨年のTICAD閣僚会合で、日本初の「模擬AU会議」が開催され、日本とアフリカの学生が各国の政府代表の役を務め、若者ならではの視点で持続可能な成長策を議論し、決議を採択するなど大きな成果を上げたことに触れました。また、今年は「包摂」をテーマに経済・文化・科学について討議がなされたことを通じ、参加者がアフリカと国際社会をより身近に感じる貴重な経験を得ることが出来た旨述べました。
  3. 結びに、英利政務官は、日本とアフリカの一層の関係強化を祈念する旨述べ、挨拶を締めくくりました。

(参考)模擬AU会議

 模擬AU実行委員会が主催し、国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)及び上智大学が共催。アフリカ連合(AU)の意思決定機関であるAU総会を模した設定の中で、大学生100人以上がアフリカ各国を代表した立場で、経済、文化、教育・科学について議論。今回が第2回。


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