アフリカ開発会議(TICAD)
TICADプロセス・モニタリング合同委員会の開催
令和3年7月19日
- 7月15日、TICAD(アフリカ開発会議)プロセス・モニタリング合同委員会(以下、「合同委員会」)がオンライン形式で開催されました。今次会合では、米谷光司外務省アフリカ部長が日本政府代表を務め、日本政府関係省庁・機関、TICAD共催者(国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC))、アフリカ連合常駐代表委員会(PRC)、チュニジア外務省、在京アフリカ外交団(ADC)、アフリカ連合開発庁-アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(AUDA-NEPAD)、関係国際機関、パートナー国、民間セクター及び市民社会の代表者が参加しました。
- 今次会合では、2019年に横浜で開催されたTICAD7で表明した取組について、日本、アフリカ、開発パートナー諸国、関係機関を含む国際社会の実施状況を確認しました。また、2022年にチュニジアで開催予定のTICAD8に向け、関係者で協力していくことを確認しました。
- [参考1]TICADプロセス・モニタリング合同委員会
- 2008年5月のTICADIVにおいて、各取組の進捗状況を定期的に議論するフォローアップ・メカニズムを確立した。モニタリング合同委員会は高級事務レベルで進捗状況を確認する。前回は2018年7月に東京で開催。
- [参考2]アフリカ連合常駐代表委員会(PRC:Permanent Representatives Committee)
- アフリカ連合(AU)(本部はエチオピアのアディスアベバに所在)の加盟国・地域の常駐代表により構成される委員会。AU執行理事会(閣僚級)の諮問機関として活動を行う。
- [参考3]アフリカ連合開発庁-アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(AUDA-NEPAD)
- 2001年7月のアフリカ統一機構(OAU。現在のAU)総会にて採択されたアフリカ自身によるアフリカの開発を目指すイニシアティブを端緒とし、2019年7月に、アフリカ連合開発庁-アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(AUDA-NEPAD)に改組された。経済統合、工業化、環境持続性、技術革新・デジタル化、ナレッジマネジメント、人材育成・制度開発の6分野を中心に開発プログラムを策定し、様々なプログラムを実施している。