ナイジェリア連邦共和国

令和元年8月29日
(写真1)日・ナイジェリア首脳会談 日・ナイジェリア首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 本29日午後3時15分頃から約15分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,ムハンマド・ブハリ・ナイジェリア連邦共和国大統領(H.E. Mr. Muhammadu BUHARI, President of the Federal Republic of Nigeria)との間で日・ナイジェリア首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ブハリ大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)に参加するため訪日中です。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,「TICADVIに続く参加を歓迎する」と述べるとともに,アフリカ経済の中核国としての役割に期待している旨述べました。これに対し,ブハリ大統領から,「TICAD7への招待と温かい歓迎に感謝する。日本との協力関係を更に強化したい」旨発言しました。
  2.  続いて,安倍総理大臣から,第2次政権の早期発足に祝意を表明するとともに,ナイジェリアの安定的成長は地域の平和と繁栄に不可欠であり同国を「次なる段階」へと導くためのブハリ大統領の取組を支持する旨表明しました。また,両国の貿易・投資関係を更に強化すべく,「日ナイジェリアビジネス促進協議会」を設置し,日本企業の進出を後押ししていきたい旨述べました。さらに,安倍総理大臣は,治安改善に向けて国防大学戦略研究センターを支援するとともに,感染症対策の改善を支援する意向を表明しました。
     これに対し,ブハリ大統領から,これまでの日本の平和と安定のための支援やギニア湾における海賊対策・違法漁業への日本の支援に謝意が示されるとともに,更なる協力への期待が表明されました。
  3.  この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。

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