リベリア共和国
日・リベリア首脳会談
令和7年8月20日

8月20日、午前10時35分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のジョセフ・ニュマ・ボアカイ・リベリア共和国大統領(H.E. Mr. Joseph Nyumah BOAKAI, President of the Republic of Liberia)と日・リベリア首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、2026年/2027年の安保理非常任理事国入りに導いたボアカイ大統領のリーダーシップに敬意を表しつつ、リベリアは、長い内戦を乗り越え、民主主義を確立した平和構築の模範であり、アフリカのみならず国際社会の平和と安定のため、幅広い分野で協力を深化させたい旨述べました。これに対し、ボアカイ大統領から、これまでの日本の支援に謝意が表明されるとともに、日本企業によるリベリアへの投資拡大について期待が示されました。
- 続いて、石破総理大臣から、ジャパン・フリーウェイ延伸事業やリベリア・日本友好母子病院への機材協力といった両国の協力を象徴する案件を着実に実施していく旨述べました。また、石破総理大臣から、大阪・関西万博やGREEN×EXPO2027の機会を活用し、両国の経済関係を更に強化していく旨述べました。
- 両首脳は、安保理改革といった国際場裡の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。