リベリア共和国
日・リベリア首脳会談
令和元年8月30日
本30日午前9時20分から約15分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,ジョージ・タウロン・マネー・オポン・ウェア・リベリア共和国大統領(H.E. Mr. George Tawlon Manneh Oppong WEAH, President of the Republic of Liberia)との間で日・リベリア首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ウェア大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加するため訪日中です。
- 冒頭,安倍総理大臣から,「初のTICAD参加を歓迎したい。内戦やエボラの難局を克服し,民主的選挙を通じて平和と安定を実現したことを賞賛している。」旨述べました。これに対し,ウェア大統領から,「温かい歓迎に感謝する。TICADプロセスにおける日本の貢献を高く評価している。」と述べました。また,ウェア大統領は,安倍総理大臣が総理大臣に就任した歳と同じ52歳で大統領に当選した共通点に触れつつ,日・リベリア関係を緊密にしていきたい旨発言がありました。
- 続いて,安倍総理大臣から,プロ・プアー政策を掲げるウェア大統領の取組を後押ししていきたい旨述べました。その上で,リベリアの水産業振興に協力する意向を表明しました。また,引き続き感染症対策を支援するともに,ジャパン・フリーウェイに象徴されるように質の高いインフラ整備に協力している旨述べました。これに対し,ウェア大統領から,これまでの日本の保健・教育・インフラ分野への協力やエボラ出血熱対策に対する謝意が示されるとともに,今後の協力への期待が表明されました。
- この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。