リベリア共和国
山田外務大臣政務官によるリベリア・サーリーフ大統領表敬
平成27年12月21日
- 12月15日午後,WTO第10回閣僚会議(MC10)への出席のためナイロビを訪問中の山田美樹外務大臣政務官は,リベリア共和国エレン・ジョンソン・サーリーフ(Mrs. Ellen Johnson SIRLEAF)大統領を表敬しました。
- 冒頭,山田政務官から,今般リベリアのWTO加盟議定書が正式に採択されることになったことに祝意を伝えるとともに,きわめて短期間での加盟交渉妥結への多大なる尽力を賞賛しました。また,山田政務官は,エボラ出血熱流行への対応と流行終息後の復興に向けた取組におけるサーリーフ大統領の指導力と尽力に敬意を表しました。
- これに対し,サーリーフ大統領は,「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW!2015)」に参加できたこと,そして,安倍総理と日・リベリア間のパートナーシップについてお話しできたのは大変喜ばしかったと述べるとともに,WTOへの正式加盟に向けた日本の協力,日本による経済インフラやエボラ出血熱への対応を中心とする多くの支援への強い謝意の表明がありました。
- また,サーリーフ大統領は,「日本がアフリカのためにしてくださった多大な協力を思えばアフリカも日本への協力を惜しまない」と述べ,安保理改革をはじめとする国際場裏での取組においてもしっかり協力していきたいと述べました。
- さらに,サーリーフ大統領から,持続可能な開発目標や気候変動,WTOにおいて途上国の声が反映されていくよう日本と協力したい等述べました。
- 女性のリーダーシップにも話題が及んだ後,両者は,本15日から開催され,リベリアの正式加盟が実現する見込みとなっているMC10において,今後も二国間で緊密に連携することで一致しました。