ガーナ共和国

令和7年8月21日
握手をする藤井外務副大臣とオファス=アジャレ・ガーナ貿易・産業・アグリビジネス大臣

 8月21日、午後1時35分から約20分間、藤井比早之外務副大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中の、エリザベス・オファス=アジャレ・ガーナ貿易・産業・アグリビジネス大臣(Hon. Elizabeth Ofosu-Adjare, Minister for Trade, Industry and Agribusiness of the Republic of Ghana)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、藤井副大臣から、8月6日に発生し、国防大臣・環境大臣含む8名が死去した事故への弔意を述べると共に、2027年が野口英世博士の渡航100周年となることも契機として、両国ののパートナーシップを一層高めていきたい旨述べました。これに対し、オファス=アジャレ貿易・産業・アグリビジネス大臣から、ガーナの野口記念医学研究所がコロナ禍での対応に大変有益であったことに触れつつ、二国のパートナーシップを一層強化していきたい旨述べました。
  2. 続いて、藤井副大臣から、ガーナ政府が経済活性化に尽力する中、農業、教育、保健等の分野で活躍する日本のスタートアップ企業への支援や、社会課題の解決と利益を両立させるインパクト投資の振興に引き続き協力していきたい旨述べました。また、藤井副大臣から、インフラに関する支援についても協力していきたい旨述べました。これに対し、オファス=アジャレ貿易・産業・アグリビジネス大臣から、日本の支援に謝意が表明されるとともに、日本企業の一層の投資促進、「カイゼン」の手法の拡大による産業等の更なる効率化等において引き続き緊密に連携してきたい旨述べました。
  3. また、双方は、国連安保理改革において連携して対応していくことを確認しました。

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