ガーナ共和国
日・ガーナ首脳会談
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本18日午後6時40分頃から約40分間,安倍晋三内閣総理大臣は,公式実務訪問賓客として訪日中のジョン・ドラマニ・マハマ・ガーナ共和国大統領(H.E. Mr. John Dramani Mahama, President of the Republic of Ghana)と首脳会談を行ったところ,概要は次のとおりです。
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(写真提供:内閣広報室)
なお,首脳会談後,両首脳立会いの下,無償資金協力2件(「野口記念医学研究所先端感染症研究センター建設計画」及び「人材育成奨学計画」)に係る交換公文の署名が行われました。続いて両首脳による共同記者発表が行われ,共同声明(骨子(PDF)/仮訳(PDF)
/英文(PDF)
)が発表されました。その後,安倍総理大臣夫妻主催の夕食会が行われ,両国関係の幅広い話題に会話が及びました。
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1 冒頭発言
(1)安倍総理大臣から,日本と特別な縁があるマハマ大統領による2013年の第5回アフリカ開発会議(TICAD V)以来の訪日を歓迎するとともに,今次訪問を機に両国関係を飛躍的に発展させたい旨述べました。
(2)マハマ大統領から,今次訪日招待に対する謝意が示され,また,熊本を震源とする地震についてお見舞いの言葉が述べられました。また,野口英世博士がガーナで研究して以来の日・ガーナ関係を振り返るとともに,日本のガーナに対する農業,保健,教育,インフラ等の分野における支援に対する感謝の言葉が述べられました。
2 二国間関係等
(1)安倍総理大臣から,ガーナとの関係では特に経済関係の促進と保健分野の協力を一層強化していきたい旨述べました。その上で,投資協定交渉の早期妥結を目指して協力したいとの考えや,租税条約について当局間での協議を開始したいとの考えを伝えるとともに,ボルタ川に新橋を建設する「東部回廊整備計画」について約1億ドルの円借款を供与する方針を表明しました。また,保健分野でのガーナとの様々な取組は保健システム強化を進める上でのモデルになる旨述べました。
(2)マハマ大統領からは,ボルタ川の新橋は南北の人や物の移動にとって重要であることや,野口記念医学研究所はサブサハラ・アフリカを代表する機関であること等について発言があるとともに,日本の支援に対する謝意が表明されました。また,投資協定及び租税条約をできる限り早期に締結したいとの考えが示されました。
(3)マハマ大統領から,本年8月にケニアで開催されるTICAD VIへの参加表明がありました。また,日本の平和安全法制(PDF)に対する支持が表明されました。
3 国際場裡での協力
双方は,国連安保理改革等を始めとする国際場裏における協力を進めていくことで一致しました。