ASEAN地域フォーラム(ARF)
第33回ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合
令和8年7月23日
現地時間7月23日午前10時(日本時間午前11時)から約3時間、フィリピンの首都マニラにて、第33回ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合が開催され、茂木敏充外務大臣が出席しました。
- 茂木大臣から、概要以下のとおり発言しました。
- 総論
欧州、中東、インド太平洋地域の安全保障は密接に連関している。国際情勢は厳しさ、不確実性を増している。こうした情勢の下、更なる信頼醸成や予防外交の重要性を強調したい。 - 海洋安全保障
力又は威圧による一方的な現状変更の試みは、東シナ海・南シナ海を含め、世界のどこであれ、決して認められない。
南シナ海行動規範(COC)が、UNCLOSに沿ったものとなり、南シナ海を利用する全てのステークホルダーの正当な権利や利益を尊重するよう強く期待する。 - 北朝鮮
北朝鮮の完全な非核化は、国連安保理が定めた全ての国連加盟国の国際法上の義務である。制裁回避活動や悪意あるサイバー活動が、違法な核・ミサイル開発を促進することがあってはならない。拉致問題について、引き続き各国の理解と協力をお願いしたい。 - ロシアによるウクライナ侵略
ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、力による一方的な現状変更の試みを容認すべきではない。日本は、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和の実現のために、引き続き国際社会と連携していく。 - 軍備管理・軍縮
地域における安全保障上の懸念が高まる中、NPTの下での核兵器国間での核軍縮・軍備管理の対話を後押しし、HCOC(弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範)の普遍化等を目指すべき。
- 総論
- 他のARFメンバーの発言
- 多くのARF参加メンバーから、ARFが信頼醸成等に果たしてきた役割を評価する発言がありました。
- 多くの参加メンバーから、南シナ海情勢に係る立場、航行・上空飛行の自由の重要性、国際法に基づく紛争の平和的解決の重要性について発言がありました。
- また、北朝鮮に関し、完全な非核化の重要性や、核・ミサイル開発の進展への懸念に関する発言がありました。
