ツバル
日・ツバル首脳会談
平成30年5月19日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本19日,午後2時53分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第8回太平洋・島サミット(PALM8)出席のため福島県いわき市滞在中のエネレ・ソシネ・ソポアンガ・ツバル首相(Hon. Enele Sosene SOPOAGA, Prime Minister of Tuvalu)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣から,訪日を歓迎するとともに,先ほどのPALM8では海洋安全保障,海上保安能力の向上,気候変動や防災等の地域の課題について充実した議論ができた旨述べました。さらに,電力の安定供給及び公共交通サービスの向上のため,2億円の無償資金協力を行うこと等を通じて,ツバルの持続可能な発展を引き続き支援していく考えを表明しました。
2 これに対し,ソポアンガ首相から,この協力はツバル全島のエネルギーの安全保障つながるものであり,日本からの支援に感謝する,ツバルは国連を含む国際社会の場において常に日本を支持している旨述べられました。
3 安倍総理大臣から,「自由で開かれたインド太平洋戦略」の下でツバルと連携・協力していきたい旨述べ,双方は引き続き議論していくことで一致しました。
4 この他,安倍総理大臣から,日本漁船の安定的な操業への配慮や拉致問題の早期解決に向けた協力を要請しました。また,両首脳は,捕鯨等の国際社会における課題及び協力や北朝鮮を含む地域情勢について意見交換を行いました。