ソロモン諸島

令和3年7月1日
日・ソロモン首脳テレビ会談 (写真提供:内閣広報室)

 7月1日、午前10時40分から約10分間、菅義偉内閣総理大臣は、マナセ・ダムカナ・ソガバレ・ソロモン諸島首相(Hon. Manasseh Damukana SOGAVARE, Prime Minister of Solomon Islands)とテレビ会議方式で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 菅総理大臣から、ソロモンを含む太平洋島嶼国は日本の重要なパートナーであり、両国間の関係を強化していきたい旨述べるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて引き続きソガバレ首相と緊密に連携していきたい旨発言しました。
  2. 菅総理大臣から、ソロモンの新型コロナ対策を引き続き支援するとともに、ソロモンの気候変動対策に資する支援を行う考えを表明したほか、インフラ整備のための協力を行っていくことを伝達しました。これに対し、ソガバレ首相から、長年にわたる日本の支援に対して感謝の意が表され、双方は第9回太平洋・島サミットの成功に向けて協力していくことで一致しました。
  3. この他、菅総理大臣から、日本漁船の安定的な操業、遺骨収集事業について協力を要請しました。両首脳は、北朝鮮への対応を含む地域の諸課題についても意見交換を行い、菅総理大臣から拉致問題について理解と協力を求めました。
  4. また、菅総理大臣から、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を安全・安心な形で開催するために、万全な感染対策を講じ、準備を進めている旨を表明しました。
  5. 両首脳は、今後とも緊密に連携しながら二国間の協力及び国際場裡での協力を進めていくことを確認しました。

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