安倍総理大臣

日・パプアニューギニア首脳会談(概要)

平成26年7月10日

 パプアニューギニアを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,現地時間の7月10日(木曜日)17時25分から約1時間15分,ポートモレスビーにおいて,ピーター・オニール・パプアニューギニア独立国首相(Hon. Peter O’NEILL, Prime Minister of the Independent State of Papua New Guinea)と首脳会談を行ったところ,概要以下のとおり。
 なお,日本の総理大臣によるパプアニューギニア訪問は,1985年の中曽根総理以来29年ぶりとなる。

1 冒頭

 オニール首相は,安倍総理のパプアニューギニア訪問を歓迎。安倍総理は,温かい歓迎に感謝の意を表するとともに,29年前の中曽根総理の訪問に同行して以来のパプアニューギニア訪問を感慨深く受け止めている旨述べた。

2 各論

(1)経済関係

 安倍総理は,先月,パプアニューギニアから日本へのLNG輸出が開始されたことを歓迎し,日本へのLNG輸出は,日本のエネルギー安全保障に寄与するものであり,両国の良好な経済関係を更に発展させていきたい旨述べた。また,安倍総理は,パプアニューギニアの投資先としての高い潜在性に言及しつつ,更なる投資促進のために投資環境の改善を要望した。さらに,両首脳は,実行可能な限り速やかに,租税条約に向けた両国の協力を強化していくことを確認した。

(2)経済協力

 安倍総理から,パプアニューギニアに対し,200名規模の人材育成や今後3年間で200億円規模の支援を実施するべく最大限努力したい旨述べた。また,安倍総理から,来年の第7回太平洋・島サミットにおいて,自然災害への強靱性の強化,気候変動への適応・緩和等の太平洋島嶼地域が抱えている共通の課題を積極的に支援したい旨表明。

(3)戦没者遺骨帰還

 安倍総理から,戦没者遺骨の帰還や慰霊碑の維持管理へのパプアニューギニアによる長期間にわたる協力に感謝を表明するとともに,戦没者遺骨帰還を加速化するため,更なる支援を要請した。これに対し,オニール首相は,引き続き協力をしていきたい旨述べた。

(4)太平洋・島サミット(PALM)及び太平洋諸島フォーラム(PIF)

 両首脳は,PALMやPIFに関する協力を強化することで一致した。

(5)国際協力

 両首脳は,安保理改革の具体的進展に向け,緊密に協力することを確認。また,両首脳は,2015年の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)及び本年9月の第3回小島嶼開発途上国(SIDS)国際会議において協力することを確認した。

3 共同声明の発出

 両首脳は,これまでの両国の友好協力関係を「地域の安定と繁栄に向けた包括的パートナーシップ」に発展させることを確認し,共同声明(日本語(PDF)PDF英語(PDF)PDF)を発出した。


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