太平洋諸島フォーラム(PIF)
奥山太平洋・島サミット(PALM)担当大使によるワンガ太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長表敬
令和7年7月10日

7月10日、フィジーのスバへ出張中の奥山爾朗太平洋・島サミット(PALM)担当大使は、バロン・ワンガ太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長(Hon. Mr. Baron Devavesi Waqa, Secretary General, Pacific Islands Forum)を表敬したところ、概要以下のとおりです。
- 奥山大使から、本年3月の岩屋外務大臣とワンガPIF事務局長との会談において立ち上げることで一致した日・PIF事務局間の高級事務レベル対話に関し、7月11日に第1回日・PIF事務局「キズナ・タラノア」協議として開催できることは喜ばしい旨述べました。ワンガ事務局長からは、同協議を通じた日本とPIF事務局の協力関係強化に歓迎の意が示されました。
- 奥山大使から、日本は太平洋島嶼国地域の一体性とそれを体現するPIFの「2050年戦略」を強力に支持している旨伝達するとともに、昨年7月の第10回太平洋・島サミット(PALM10)のコミットメントを一貫して着実に実施していく方針を強調しました。ワンガ事務局長からは、我が国が太平洋島嶼国との協力を推進してきていることに対する高い評価と日本政府・国民への謝意の表明がありました。
- このほか、両者は、地域情勢についても意見交換を行いました。
(参考)「タラノア」
フィジー語で「開かれた透明性のある対話」の意。太平洋島嶼国の伝統的なコンセプト。