安倍総理大臣

平成26年2月14日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
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 14日午後6時15分から約30分間,安倍内閣総理大臣は,実務訪問賓客として来日中のクリストファー・ロヤック・マーシャル諸島共和国大統領(H.E. Mr. Christopher J. Loeak, President of the Republic of the Marshall Islands)と会談し,続いて午後7時から約75分間,同大統領と夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理から,ロヤック大統領の来日を歓迎するとともに,同じ太平洋の島国で,特別な関係を有しているマーシャル諸島との関係を更に発展させ,気候変動,軍縮等の地域及び国際社会の課題解決に一層協力して取り組みたい旨述べました。

2 これに対しロヤック大統領から,謝意を述べるとともに,外交関係樹立25周年の翌年である節目の年に訪日できたのは有意義であり,日本の方々との親交を深めていきたい旨述べました。

3 両首脳は,来年5月に福島県いわき市にて開催される「太平洋・島サミット」に向けて協力し,また,第二次大戦の戦没者遺骨返還事業や漁業分野につき引き続き協力していくことで一致しました。

4 また,両首脳は,地域情勢や,国際場裡における協力等につき意見交換を行い,太平洋における「法の支配」の重要性を確認しました。

5 会談後の夕食会には,マーシャル諸島に縁のある森喜朗元内閣総理大臣や日マーシャル友好議員連盟会長である田中和德衆議院議員が加わり,両国の交流や関係強化等について,和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。


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