ミクロネシア連邦
薗浦内閣総理大臣補佐官のミクロネシア訪問
1月18日から19日まで(現地時間同日。以下同),薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は,外務省,水産庁,経済産業省,国土交通省,海上保安庁,環境省,防衛省の関係者と共に,ミクロネシア連邦を訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1 クリスチャン大統領との会談
(1)18日,薗浦補佐官は,ピーター・マーティン・クリスチャン大統領(H.E. Peter Martin Christian, President)と会談を行いました。(ミクロネシア側からは,資源・開発大臣,司法長官,保健大臣,環境・気候変動・危機管理大臣等同席)
(2)薗浦補佐官から,昨年の日・ミクロネシア連邦外交関係樹立30周年は,クリスチャン大統領の訪日もあって両国関係が更に深化した,両国関係を抜本的に強化していきたい旨述べました。これに対し,クリスチャン大統領から,両国関係は非常に強固であるとしつつ,これまでの日本の支援に対して深い謝意が表明されました。
(3)両者は,海洋安全保障,経済社会支援,二国間関係等幅広い分野における意見交換を行い,重層的な日・ミクロネシア関係の発展及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け,引き続き,協力していくことで一致しました。また,日本漁船の安定的な操業,遺骨収集事業等についても,緊密に連携していくことで一致しました。
2 その他
また,薗浦補佐官は,ジョセス・R・ガレン司法長官(Hon. Joses R. Gallen, Secretary, FSM Attorney General, Department of Justice),アンドリュー・ヤティルマン環境・気候変動・危機管理大臣(Hon. Andrew Yatilman, Secretary of Environment, Climate Change and Emergency Management)と会談を行った他,ミクロネシア政府関係者との夕食会や日系人との昼食会に出席し,意見交換を行いました。