フィジー共和国

令和3年6月29日
キリバス共和国大統領とテレビ会議方式で会談を行う、菅義偉内閣総理大臣の様子 日・フィジー首脳テレビ会談
(写真提供:内閣広報室)

 6月29日、午後2時50分から約20分間、菅義偉内閣総理大臣は、ジョサイア・ヴォレンゲ・バイニマラマ・フィジー共和国首相(Hon.Rear Admiral (Retired) Josaia Voreqe BAINIMARAMA, Prime Minister of the Republic of Fiji)とテレビ会議方式で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 菅総理大臣から、フィジーを含む太平洋島嶼国は日本の重要なパートナーであり、両国間の関係を強化していきたい旨述べるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて引き続きバイニマラマ首相と緊密に連携していきたい旨発言しました。
  2. 菅総理大臣から、フィジーの新型コロナ対策を引き続き支援するとともに、サイクロンによる被害からの復旧や防災対策に資する支援を継続し、インフラ整備等の分野での協力を深めていく旨述べました。
  3. これに対し、バイニマラマ首相から、長年にわたる日本の支援に対して感謝の意が表され、双方は第9回太平洋・島サミットの成功に向けて協力していくことで一致しました。
  4. この他、両首脳は、北朝鮮への対応を含む地域の諸課題についても意見交換を行い、菅総理大臣から拉致問題について理解と協力を求め、バイニマラマ首相から支持を得ました。
  5. また、菅総理大臣から、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を安全・安心な形で開催するために、万全な感染対策を講じ、準備を進めている旨を表明しました。

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