オーストラリア連邦
日豪外相会談
平成30年9月27日


本27日(木曜日),午後3時25分(現地時間;日本時間28日(金曜日)午前4時25分)から約25分間,国連総会出席のためニューヨークを訪問中の河野太郎外務大臣は,マリズ・ペイン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator The Hon Marise Payne, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野外務大臣から,ペイン外務大臣の就任につき改めて祝意を示すとともに,日豪は,普遍的価値と戦略的利益を共有する「特別な戦略的パートナー」であり,自由で開かれたインド太平洋地域を主導していくために,ペイン大臣と緊密に協力していきたい旨述べました。
2 両外務大臣は,北朝鮮情勢全般について意見交換し,朝鮮半島の非核化に向けて,引き続き,国際社会が安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認しました。また,河野大臣から,「瀬取り」への対応に関し,オーストラリアによる哨戒機派遣に謝意を表明するとともに,日豪で協力していくことを確認しました。
3 両外務大臣は,二国間関係,太平洋島嶼国との関係,南シナ海,及び環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(TPP11協定)をめぐる日本とオーストラリアとの連携等についても意見交換を行いました。