オーストラリア連邦

平成29年4月20日
ビショップ・オーストラリア連邦外務大臣及びペイン同国国防大臣による安倍総理大臣表敬 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
ビショップ・オーストラリア連邦外務大臣及びペイン同国国防大臣による安倍総理大臣表敬 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
ビショップ・オーストラリア連邦外務大臣及びペイン同国国防大臣による安倍総理大臣表敬 表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本20日午前11時20分過ぎから約40分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第7回日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)出席のため訪日中のジュリー・ビショップ・オーストラリア連邦外務大臣(The Hon Julie BISHOP MP, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)及びマリス・ペイン同国国防大臣(Senator the Hon Marise PAYNE, Minister for Defence of the Commonwealth of Australia)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理大臣から,ビショップ外務大臣及びペイン国防大臣の良いタイミングでの訪日を歓迎し,「自由で開かれたインド太平洋戦略」の推進をはじめとする,自由で開かれた法の支配に基づく地域及び国際秩序の維持・強化のための取組において,「特別な戦略的パートナーシップ」にあるオーストラリアとの協力を更に前進させたい,また,より深い防衛協力を実現していきたい旨述べました。

2 これに対し,ビショップ外務大臣より,価値観と地域及び国際社会の課題への認識を共有している日本は最も近い同志国であり,共通の同盟国である米国と共に,北朝鮮の行動への対応や開かれた自由貿易のために協力していきたい旨述べました。また,ペイン国防大臣より,本年は安倍総理大臣とハワード豪首相との間で「安全保障協力に関する日豪共同宣言」が発表されて10周年,この数年で「2+2」で一致した多くの具体的な防衛協力を実施し,昨19日の稲田朋美防衛大臣との会談で協力を更に強化するためのイニシアティブを特定した旨述べました。

3 安倍総理大臣と両大臣は,拉致を含む北朝鮮問題,海洋安全保障等の地域情勢について両国の連携を強化していくこと,また,米国の地域へのコミットメントを歓迎するとともに,日豪米及び日豪印で一層連携していく重要性などについて意見交換しました。


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