オーストラリア連邦

令和3年10月5日
スコット・モリソン豪首相とテレビ会談を行う岸田総理1 (写真提供:内閣広報室)
スコット・モリソン豪首相とテレビ会談を行う岸田総理2 (写真提供:内閣広報室)

 10月5日、午前11時00分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、スコット・モリソン・オーストラリア連邦首相(The Hon. Scott Morrison, MP, Prime Minister of the Commonwealth of Australia)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. モリソン首相から、内閣総理大臣就任についての祝意が述べられ、岸田総理大臣から、これに謝意を述べました。両首脳は、両国間の「特別な戦略的パートナーシップ」を一層発展させ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のために連携していくことで一致しました。
  2. 両首脳は、今後の日豪関係について、(1)安全保障・防衛分野と経済分野の協力を更に深めていくこと、(2)インド太平洋地域の平和と繁栄に貢献すべく、日米豪印を含め同盟国・同志国との連携を更に深めていくこと、(3)気候変動等のグローバルな課題について協力していくことを確認しました。
  3. これらのやりとりの中で、岸田総理大臣からは、豪英米の新たな安全保障協力であるAUKUSの創設を歓迎している旨述べました。また、両首脳は、東シナ海及び南シナ海での一方的な現状変更の試みや経済的威圧に強く反対することで一致しました。
  4. また、岸田総理大臣から、北朝鮮による最近の核・ミサイル活動は、日本、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものであると述べつつ、豪州の「瀬取り」対応を評価しました。その上で、両首脳は、拉致問題を含む北朝鮮への対応について、引き続き連携していくことを確認しました。

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