外国訪問
日米韓外相会合
令和8年7月7日
NATO首脳会合関連行事に出席するため、トルコのアンカラを訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間7月7日午後6時40分(日本時間8日午前0時40分)から約30分間、マルコ・ルビオ米国国務長官及び趙顕(チョ・ヒョン)韓国外交部長官との間で、日米韓外相会合を実施しました。なお、本会合において、小型モジュール炉(SMR)協力に関する日米韓協力覚書に署名しました。
- 三者は、日米韓を取り巻く戦略環境が厳しさを増す中、三か国が結束を強化し、戦略的連携を示し続けることの重要性を再確認しました。
- また、北朝鮮について議論し、三か国の意思疎通を一層強化していくことを再確認するとともに、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けての三か国のコミットメントを再確認しました。さらに、核・ミサイル計画の資金源となる悪意あるサイバー関連活動等への対処の重要性を確認し、更なる取組につなげていくことで一致しました。拉致問題の即時解決に向けた米韓両政府の一貫した支持に対し、茂木大臣から謝意を表明しました。
- 力又は威圧による一方的な現状変更の試みを含む地域情勢についても意見交換し、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。また、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認しました。
- 三者は、防衛当局間の安全保障分野の協力や、重要鉱物のサプライチェーン強靭化やAI・量子等の重要・新興技術の保護・促進を含む経済安全保障分野の協力を始め、幅広い分野での日米韓協力が具体的に進展していることを歓迎するとともに、引き続き、行動志向の議論を通じ、海外災害救援を含め、日米韓協力の裾野を更に広げていくことを確認しました。
- なお、本会合において、茂木大臣は、ルビオ長官及び趙長官と共に、小型モジュール炉(SMR)協力に関する日米韓協力覚書に署名しました。この協力覚書は、第三国におけるSMR導入に関する日米韓企業間の連携を後押しし、最高水準の原子力安全、核セキュリティ及び核不拡散を確保しつつ、インド太平洋地域におけるエネルギー安全保障を向上させることを目的としたものです。
(参考)小型モジュール炉(SMR)協力に関する日米韓協力覚書(協力の概要)
- インド太平洋地域において、SMRに関心を有する第三国(受入国)を特定する。
- 受入国における産業用発電所へのSMRの導入を支援する。
- そのために、必要に応じ、日米韓の原子力産業界によるコンソーシアムの形成を後押しし、融資や投資を活用して、プロジェクト形成を促進する。
