国・地域
日米韓外相会合
令和6年2月22日



現地時間2月22日(木曜日)午後1時15分頃(日本時間23日(金曜日)午前1時15分頃)から約60分間、G20外相会合出席のため、リオデジャネイロ(ブラジル)を訪問中の上川陽子外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)及び趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官(H.E. Mr. Cho Tae-yul, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、日米韓外相会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、三者は、昨今の日米韓連携の進展を歓迎しつつ、昨年8月に、米国キャンプ・デービッドで行われた日米韓首脳会合において一致した協力案件の進捗を確認し、日米韓協力のモーメンタムを加速していくことで一致しました。
- 三者は、北朝鮮が核・ミサイル活動を進展させる中、本年日米韓三か国が国連安保理理事国を務めていること等を踏まえ、関連する国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力・対処力の強化、安保理における対応や同志国との協力等について、引き続き緊密に連携することを再確認しました。また、上川大臣から、拉致問題について、両長官から一貫した支持を得ていることに謝意を表明しました。
- さらに、三者は、日米韓協力の戦略的重要性を踏まえ、ロシアによるウクライナ侵略、力による一方的な現状変更の試み、中東情勢を含む地域情勢等について意見交換を行いました。
- 三者は、今後とも、日米韓の連携を重層的かつ安定的に進めていくことで一致しました。