大韓民国
日韓外相会談
令和元年5月23日


23日午後1時50分頃(現地時間)から約80分間,OECD閣僚理事会出席のためフランス・パリを訪問中の河野外務大臣は,康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官と日韓外相会談を行ったところ,概要以下のとおり。
- 旧朝鮮半島出身労働者問題について,河野大臣から,先般日韓請求権協定に基づく仲裁に付託したことに言及し,韓国側の責任で,早急に具体的解決策を講ずるよう強く求めた。
- 韓国による我が国水産物輸入規制について,河野大臣から,日本産食品は韓国の安全性の数値基準を十分クリアできるものであるとのパネルの事実認定が上級委員会でも変わらなかったことを強調し,早期の規制撤廃を改めて求めた。
- 両外相は,北朝鮮をめぐる最新の情勢に関して意見交換を行い,引き続き緊密に連携していくことを確認した。
- 両外相は,今後とも,外相同士を含め,外交当局間で意思疎通を緊密にしていくことの重要性で一致した。